急に暑くなったら熱中症に気をつけて は人間だけじゃない。 ペット保険で補償の対象?そして対策
5月だというのに早くも各地で30度を超える地域が続出しています。
気温が上がると気を付けたいのが熱中症です。
気を付けないといけないのが、近年人間だけではなくペットも熱中症を発症していることです。
そこでこんな記事を見つけました。
ペット保険最大手のアニコムが「STOP熱中症プロジェクト」というのを展開しています。
私も知らなかったのですが、ペット保険って熱中症も支払い対象になるんですね。
飼い主とすれば命の危険もある熱中症にならないよう注意を促してくれたり、対策について案内してくれたりと役立つ情報を提供してくれるのはとても心強い。一方、保険会社は熱中症対策をしてくれることで支払保険金を抑えることに貢献できればそれに越したことはないという事で、契約者、保険会社共に利益のある情報提供です。
別にペット保険に限ったことではなく、自動車保険、火災保険でも各保険会社は同じような情報提供を行っています。特に自動車は損害率の高さから各保険会社、スマートフォンを利用したドライブレコーダーの普及なども展開しています。
いくら保険料を支払っているとはいえ、やはり事故は起こしたくはありません。小さな事故であっても、相手がいれば賠償責任が発生しますし、人身事故にもなるとお見舞いやその後の賠償、後遺傷の心配なども出てきます。自分がお怪我をすることもありますし、自分に後遺症が残るとその後の人生にも影響します。車も壊れます。
何もないことが一番幸せなのです。
保険とは「もしも」の場合の備えに過ぎません。使わずに済めばそれに越したことはありませんし。物損やチョッとした怪我程度で、しばらくすれば笑い話にもならない程度が一番良いんです。
ペットを飼う人にとっては大事な“家族の一人”です。
いくら保険料を毎月払っているとは言え大事な家族が痛い(苦しい)思いをするのは見ていて辛いもの。
これからの季節、ペットの熱中症対策も重要になってきます。
アニコムは「STOP熱中症プロジェクト 」と銘打ってペットの熱中症を防ぐ運動を展開中です。
熱中症週間予報まであります。
下記表を見てみると5月から急激に熱中症事故が増えていますね。
4月が0件というのも逆に不思議な気もします。
これは急激な気温の上昇に体がついていかないからです。これは人間も同じですね。
熱中症事故件数 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2013年度 | 0 | 19 | 56 | 116 | 259 | 262 | 39 | 15 | 4 | 1 | 1 | 1 |
2014年度 | 0 | 54 | 65 | 137 | 228 | 174 | 36 | 5 | 7 | 3 |
*アニコム損保にて各月中に受付けた保険金請求のうち、症状名が「熱中症、日射病、熱射病」に関連する事故の件数
*支払確定前のデータのため家庭どうぶつ白書等の疾患統計とは異なる場合があります。
人間の保険でも傷害保険では普通熱中症は対象になりません(特約をつければOK)。一方医療保険では病気の一種として保険の対象になります。これは、傷害保険の条件が「急激かつ偶然な事故」が原因となり身体の外部からの作用によって生じた事故が補償範囲と定められているため、時間の経過とともに症状が進行する熱中症は病気の一種として扱われるからです。
しかしペット保険の懐の広さにちょっと驚きです。
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