ほけんがせいかつのシゴト

保険代理店のつぶやき


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保険業界に足を踏み入れて6年 つい最近思うこと

保険に関わる仕事を初めてもうすぐ6年になります。

以前は工業製品販売や設備工事の請負などを業務にする会社に勤めていました。

その頃の事を思い出すと、保険のことを考える時間が1年間にどれほどあっただろうかと考えます。

普通そうでしょう。

 

考える機会があるとすれば、自動車保険の毎年の満期。それでも、多くの人が「前年通りで」と、あまり深く考えることをしません。もっと酷い人は、代理店の人が提案してくれたから任せている、というもので、一体自分がどんな自動車保険に入っているのか、どんな補償内容なのかもよく判らない人が多いこと。

最近でこそ、ダイレクト自動車保険のCMで保険料を見直す人が増えてき、その時に、自分がどんな補償内容の自動車保険に入っていたか勉強する人が増えてきてはいます。

 

自動車保険以外では、火災保険。近年の水災害や竜巻などの風災といった自然災害、また、地震災害などから、保険を見直したり、確認したりする人も増えてきました。

 

その他で保険を考える時期といえば、結婚、出産を機に生命保険や医療保険でしょうか。家族が増えることで、自分自身の責任を感じ、いざという時に家族を守るために保険に入る、また、子供の将来の為に学資保険にを検討するようになります。

 

あとは、海外旅行に行くときに海外旅行保険を取り敢えずかけておくとか、クレジットカードに無料で付いている海外旅行保険について確認する程度。

 

中には、よっぽど心配なのか、また、保険に興味があるのかとても詳しく勉強される方もいらっしゃいます。

 

しかし、普通生活していれば、そんな機会以外に保険の事を考える時はなかなかありません。

 

会社の経営者や総務担当者などになれば、社用車の保険や工場、倉庫、ビルの火災保険。工事業者なら賠償責任保険。労災以外の従業員向け保険や、会社を守るための保険などさまざまな種類の保険を、費用対効果を考えながら日々接することが多くなります。

とは言っても、それも日常業務の一部に過ぎず、毎日保険のことを考えているかといえば決してそうではありません。

 

しかし、我々は保険のことばかり毎日考えています。

 

私はこの業界に入った時に、新入社員として入った保険会社の人は、どこか一般の感覚とズレているな、と感じていました。何が?というと・・・実は今、それがなんだったのか思い出せないんです。いつの間にか自分も、保険業界の人になってしまっているんだな、と感じてしまいました。

 

以前は、全業種の感覚を忘れないように、保険業界で自分のやり方を確立しよう、と意気込んでいましたが、いつしか朱に交わってしまってます。

 

しかし、営業として行っていること、姿勢、やり方はどの業界も実は同じではないかとも思う日々を今過ごしています。